ニンニクは魔除けやお守りとして重宝された
世界各地で古くから親しまれてきたニンニクですが、それは滋養強壮や疲労回復の元気食材としてだけでなく、魔除けやお守りとしても親しまれてきました。
ニンニクで真っ先に思いつくのが吸血鬼ドラキュラ。
ドラキュラとは、ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」の登場人物の固有名詞で、吸血鬼全般を指す名前ではないのですが、この小説で吸血鬼が苦手なにんにくが登場します。
当時からニンニクは、死者が蘇らないために口に含ませて埋葬したり、妖精の悪戯から防いだり、魔除けとして使われていました。
ブラム・ストーカーはこういった背景から吸血鬼の苦手な物として取り上げたと言われています。
我が国日本でも、「古事記」の記述にニンニクを投げて悪の神を追い払ったと言う記述があるくらい、その強いニオイと殺菌効果に、ある種の概念を造っていたようです。
ニンニクの高い殺菌効果を知っていた?
今でこそ、ニンニクの成分が血液をサラサラにしたり強力な殺菌効果があるということは研究によって解明されていますが、大昔の人々が成分の効果まで知ることは難しかった筈です。
しかしながら、紀元前1500年前の文献に既にニンニクを薬として使っていた記述もあるように、古くから身をもってニンニクの健康効果を感じ取っていたようです。
古代ローマ時代には、咳止めや寄生虫駆除の治療薬としてにんにくが使われていたと言う文献も存在します。
この高い殺菌効果から、病気や死者、悪霊など「負の存在」を追い払う道具として、そして魔除けやお守りとして崇められたのかもしれません。
現在でも、病原性大腸菌などの感染症を予防改善する食材として、ニンニクには高い効果があります。
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